個人投資家・有限亭玉介:円安メリットやインバウンド…やっぱり業績期待株が強い【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年7月14日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2024年7月8日14時に執筆

バイデン大統領VSトランプ氏の討論会が起爆剤となったのか、膠着状態の相場が一気に好転しました。米国の景気後退の予兆が出始めた事は、株式市場にポジティブと判断して良いのか…今後も注視する必要がありますな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

7月1日~5日の日経平均の上昇は投資家の誰もが待ち侘びたものでした。7月5日には41100.13円の史上最高値を付けて、市場が湧きましたねぇ。相場が転換し、この勢いが続くのかどうかは米国の景気次第となりそうです。

7月5日に発表された米雇用統計の結果を受けて、市場では9月にFRBが利下げを実施するのでは…というムードが濃厚になってきました。大統領選に関しては民主党候補であるバイデン大統領の代わりの候補者を立てる可能性などを議論されており、今後も相場が転換するイベントは起こり得るかもしれません。

国内においても岸田政権の残りの寿命を考えると、新しい総理大臣による政策の変更を想定するべきかもしれません。振り返ってみても、同首相は結局、広島の雄…故・池田勇人氏に至れず…株式市場に恩恵をもたらすような直接的な政策も皆無でしたねぇ。新内閣にこそ、新たな人気テーマが出てくる事を願ってやみません。

さて、投資家のマインドが上向いてきたところで、浮かれずに業績期待の銘柄をしっかり抑えていきたいですな。個人投資家としてはインバウンド関連や円安メリットのある銘柄を引き続き注視して参ります。

昨今のインバウンド需要で利益を上げている老舗百貨店は、中国人観光客が減っても最高のパフォーマンスを発揮しておりますな。松屋<8237>、高島屋<8233>、三越伊勢丹HD<3099>の3社とも業績好調で、直近で年初来高値を更新しました。1ドル160円の水準は海外観光客にとってはバーゲンでしょうし、このままインバウンドも増え続けるのか注視したいですねぇ。

中大型のバラ積み船を主力とする名村造船所<7014>も円安メリット関連としてチェックしております。鮮やかな上昇トレンドを築いており、直近でも年初来高値を更新しましたな。同じくバラ積み船の内海造船<7018>も直近で下値を切り上げております。

注文住宅の請負や分譲住宅の販売を手掛けるアールプランナー<2983>は7月2日に上方修正を発表すると、窓を開けて動意しました。グループ会社の建築プラン生成AIサービス「TASUKI TECH TOUCH&PLAN」が特許を取得したタスキHD<166A >も、じわじわと上昇トレンドを形成しております。

ステンレス大手の日本冶金工業<5480>は、PER・PBRが割安で株主還元にも積極的ですな。7月2日付けで大和証券が同社の投資判断を「3」から「2」に格上げし、目標株価を5600円に設定しました。

セメント・化学向け耐火れんが中堅の美濃窯業<5356>もPER・PBRの割安感が目立っております。75日線を下値に中長期で上昇トレンドを形成できるか監視を強めていきたいです。25年3月期は過去最高益となる見通し。

最後は通信用アンテナ大手の日本アンテナ<6930>です。今期業績は非開示ながら、業績復調の思惑からか底値から切り返しております。4月に発表したエレコム<6750>との経営統合のニュースも、引き続き進捗をチェックしたいです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.