DDグループが急反騰、株主優待制度拡充と月次売上高堅調を好感
DDグループ<3073>が急反騰している。前週末12日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、好材料視されている。
現行制度では年1回としている優待の実施回数を24年8月末時点の株主から年2回に増やす。また、新制度では保有株数と保有期間に応じて年間6000~7万6000円分の「電子株主優待チケット」を贈呈する。
同時に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高97億3200万円(前年同期比4.9%増)、営業利益10億4100万円(同5.7%減)となった。ホテル・不動産事業は苦戦したものの、飲食・アミューズメント事業が伸長した。なお、25年2月期通期業績予想は、売上高384億7000万円(前期比3.8%増)、営業利益35億円(同7.9%増)の従来見通しを据え置いている。
また、6月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比8.5%増と31カ月連続で前年実績を上回った。飲食事業で客数・客単価が伸びたほか、アミューズメント事業も2ケタ増となった。