東洋電は大幅3日続伸、25年5月期営業利益は40%増で10円増配見込む
東洋電機製造<6505>は大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後に発表した24年5月期連結決算で、営業利益が9億2700万円(前の期比79.2%増)と従来予想の6億円を上回って着地したことに加えて、25年5月期も営業利益13億円(前期比40.1%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比10円増の40円としたことが好感されている。
前期に海外(中国以外)向け大口案件の受注があった反動で受注高は前期比13.7%減の380億円を見込むが、交通事業で国内やインドネシア向けに環境負荷低減に向けた新造車両導入や機器の置き換えが期待できる。また、BCP(事業継続計画)の取り組みのなかで、非常用発電設備の需要増加も見込まれるとしている。
最終更新日:2024年07月18日 13時04分