今日の為替市場ポイント:米国経済軟着陸への期待で円買い抑制も

通貨
2024年7月17日 8時07分

16日のドル・円は、東京市場では158円00銭から158円79銭まで反発。欧米市場では158円26銭まで売られた後、一時158円86銭まで反発し、158円38銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に158円台で推移か。米長期金利は低下したが、米国経済の軟着陸への期待でリスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。

国際通貨基金(IMF)は7月16日に最新の世界経済見通しを公表した。それによると、今後2年間に緩やかな成長が見込まれるようだ。米国の経済活動は鈍化するものの、欧州経済は持ち直し、中国の消費・輸出は拡大すると予想されている。ただ、リスクも多いと指摘されている。2024年の世界成長率予測は3.2%と4月時点から据え置いた。2025年は0.1ポイント引き上げて3.3%。米国経済については1-3月期の消費が予想より弱かったことから、IMFは2024年の成長率予測を0.1ポイント引き下げ2.6%とした。2025年は1.9%に鈍化すると予想している。なお、中国については今年の成長率予測を4月時点の4.6%から5.0%に上方修正している。2025年は4月時点の4.1%から4.5%に引き上げている。

《CS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.