サムティホールディングス---子会社(サムティ)2Qは減収なるも、不動産ソリューション事業と不動産管理事業は2ケタ増収増

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2024年7月17日 9時56分

サムティホールディングス<187A>は12日、完全子会社のサムティ株式会社の2024年12月期第2四半期(23年12月-24年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%減の575.40億円、営業利益が同32.6%減の44.49億円、経常利益が同95.0%減の1.65億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が6.13億円(前年同期の純利益は同13.11億円)となった。同社は、2024年2月27日開催の第42期定時株主総会で「定款一部変更の件」が決議されたことを受けて、当期より決算期(事業年度の末日)を毎年11月30日から毎年12月31日に変更している。

不動産開発事業の売上高は前年同期比17.4%減の260.00億円、営業利益は同22.4%減の44.00億円となった。19物件の販売用不動産を販売した。

不動産ソリューション事業の売上高は同71.3%増の165.00億円、営業利益は同25.1%増の19.00億円となった。当第2四半期連結累計期間においては、23物件の販売用不動産を販売した。

海外事業の売上高は同96.3%減の4.00億円、営業損失は3.00億円(前年同期は16.00億円の利益)となった。2021年11月期より販売を開始したベトナム国ハノイ市におけるスマートシティ分譲住宅事業プロジェクトについては、販売が順調に進捗している。一方、利益面で営業損失を計上したのは、上記プロジェクトの好調を受け、ベトナム国ホーチミン市にて分譲住宅事業の第2弾となる「THE STAR プロジェクト」に参画し、先行投資等をおこなったことによる。

不動産賃貸事業の売上高は同11.0%減の37.00億円、営業利益は同9.6%減の14.00億円となった。当第2四半期連結累計期間において物件取得が順調に推移し、19物件、約179億円の収益物件を取得したほか、31物件の開発物件を竣工した。

ホテル賃貸・運営事業の売上高は同39.2%増の80.00億円、営業損失は2.00億円(同8.00億円の損失)となった。当第2四半期連結累計期間においては訪日外国人観光客の増加により、保有・運営ホテルの稼働率、客室単価は回復傾向にある。

不動産管理事業の売上高は同43.3%増の26.00億円、営業利益は同53.4%増の4.00億円となった。マンション、オフィスビル、商業施設の管理を行っている。

2024年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前回予想比12.2%増の2,300.00億円、営業利益が同42.9%増の300.00億円、経常利益が同51.1%増の210.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の120.00億円としている。なお、決算期変更の経過期間となる2024年12月期は、2023年12月1日から2024年12月31日までの13ヵ月の変則決算となる。

《SI》

提供:フィスコ

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