エネチェンジがS高、債務超過解消で買い安心感
ENECHANGE<4169>がストップ高。16日取引終了後、EV充電事業の会計処理問題を受けて発表を延期していた1~3月期連結決算を開示した。前期末時点で約14億7900万円のマイナスとなっていた純資産額が3月末時点で約21億8100万円のプラスと債務超過を解消しており、買い安心感が広がっている。
1~3月期の売上高は13億5600万円(前年同期比27.4%増)、最終損益は3億7100万円の赤字(前年同期4億2500万円の赤字)だった。家庭向けや法人向けの電力・ガス切り替えサービスを手掛ける主力のエネルギープラットフォーム事業が増収減益に。EV充電事業も売上高は大きく増加したが、先行投資が響きセグメント赤字を計上した。営業外収益の補助金受贈益が寄与し、最終赤字幅は縮小した。