ヤマシン―Fが一時S高、トランプラリーで建機部品の需要拡大の思惑
ヤマシンフィルタ<6240>が続騰。一時ストップ高の水準となる前営業日比80円高の558円に買われた。同社は建設機械の油圧やエンジンオイル、燃料、トランスミッションに向けたフィルターを主力商品とする。11月の米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利を収めるとの見方から、金融市場全般にトランプラリーの色彩が強まっている。インフラ開発面で恩恵を受けるとされる建機株に思惑的な資金が流入するなか、ヤマシン―Fは1期目のトランプ政権の初期において、建機関連の需要拡大が見込まれる銘柄として注目された過去がある。株価は3ケタ台にとどまっていることもあって、短期志向の個人投資家の資金が流入し、株高に弾みがついたようだ。