セキュアヴェが7%高と急動意、東ガス不正アクセス受け、サイバーセキュリティー関連に物色の矛先
セキュアヴェイル<3042>が急動意、一時7%高の336円まで駆け上がる人気となったほか、トレンドマイクロ<4704>、網屋<4258>、FFRIセキュリティ<3692>などサイバーセキュリティー関連に位置付けられる銘柄に買いが集まっている。世界的に政府や民間企業に対するサイバー攻撃が苛烈化し、その対応が喫緊の課題となるなか、東京株式市場でもネットセキュリティー分野で実績の高い銘柄に投資資金が流入している。直近では前日、東京ガス<9531>が同社子会社に不正アクセスがあり、業務委託元から提供を受けている一般消費者の個人情報約416万人分が流出した恐れがあると発表、これを受け情報セキュリティーの構築及び運用監視、ログ解析サービスなどをワンストップで提供できるセキュアヴェをはじめ、セキュリティー関連株を刺激する格好となっている。