株価指数先物【昼】 4万円接近で調整一巡感が意識される

市況
2024年7月18日 12時00分

日経225先物は11時30分時点、前日比770円安の4万0310円(-1.87%)前後で推移。寄り付きは4万0220円と、シカゴ日経平均先物の清算値(4万0240円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。下へのバイアスが強まるなか、現物の寄り付き時には一時4万0060円まで下落幅を広げる場面も見られた。ただし、節目の4万円接近で調整一巡感が意識されやすく、売り一巡後は4万0200円を挟んで下げ渋るなか、終盤にかけては4万0420円まで下げ幅を縮める場面もみられた。

日経225先物は売り先行で始まり、週足のボリンジャーバンドの+1σ(4万0110円)水準で下げ渋る動きから下落幅を縮めている。東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]の3社で日経平均株価を500円ほど下押しているが、寄り付き後は下げ渋りをみせているため、ここからのショートは仕掛けづらいだろう。

相対的にTOPIX優位の展開となっており、NT倍率は先物中心限月で13.94倍に低下した。一時13.93倍まで下げており、7月2日に付けた直近安値の13.94倍を下回ってきた。これにより、下期入り後のハイテク主導による上昇した部分を打ち消しており、NTショートでのスプレッド狙いも一巡感が意識されやすいと考えられる。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.