ドミノ・ピザが決算受け下落 値引きや新商品投入が不十分=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間22:47)
ドミノ・ピザ<DPZ> 432.43(-40.84 -8.63%)
ドミノ・ピザ<DPZ>が大幅安。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、米既存店売上高が予想を下回る伸びとなった。値引きや新商品投入が不十分であった。
また、フランチャイジーであるドミノ・ピザ・エンタープライズが直面している課題により、今年度の海外店舗数の伸びが目標を下回ると警告したことも嫌気されている。
売上高は7.1%の増収となったが、主にサプライチェーン、米フランチャイズ広告、米フランチャイズ・ロイヤルティおよび手数料収入の増加が奏功した。
同社はまた、2024-2028年の長期目標である全世界で年間1100店舗以上の店舗拡大という目標を、開店と閉店が海外店舗の純増に与える影響の全容が明らかになるまで一旦取り下げると発表している。
(4-6月・第2四半期)
・米既存店売上高:4.8%増(予想:4.9%増)
フランチャイズ:4.8%増(予想:4.9%増)
直営店:4.5%増(予想:6.1%増)
・海外既存店売上高:2.1%増(予想:0.9%増)
・1株利益:4.03ドル(予想:3.68ドル)
・売上高:11億ドル 7.1%増(予想:11億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース