狭い範囲の株高なら、欧州通貨が最も弱くなる傾向

市況
2024年7月19日 1時54分

米大手証券のストラテジストは、狭い範囲の株高の環境下では欧州通貨が最も弱くなる傾向があり、このような場合にはユーロで資金調達をすることを推奨している。

円での資金調達を示唆する広範な株高とは異なり、狭い範囲での株高は、最も明確な資金調達通貨がユーロ、次いでスイスフラン、ポンドだという。ユーロとスイスフランは上下動にかかわらず、株価の値幅が狭い時に最も弱くなる傾向にあるとの分析を示した。

為替とリスク資産の間の不安定な関係は株式市場の値幅によって部分的に説明できるとも述べている。G10通貨と株式との関係は、株式市場の値動きが大きいほど明確で強い。半面、狭い値動きなら、欧通通貨がよりネガティブになる傾向があるという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.