米決算シーズン、予想を上回る勢いでスタート=米国株

注目
2024年7月22日 23時58分

NY株式22日(NY時間10:58)(日本時間23:58)

ダウ平均   40428.41(+140.88 +0.35%)

ナスダック   17968.31(+241.37 +1.36%)

CME日経平均先物 39965(大証終比:+485 +1.22%)

週明けの米株式市場はIT・ハイテク株への買い戻しが強まっており、ナスダックが大幅高となっているほか、ダウ平均も一時マイナスに転じたものの、プラス圏に再浮上する展開を見せている。バイデン大統領が日曜日に大統領選からの離脱を発表したが、ネガティブな影響は出ていないようだ。

バイデン大統領の選挙選離脱という、これまで市場も気掛かりとなっていたイベントリスクがひとまず通過したことで、市場の焦点はFRBと決算に移っているようだ。

決算シーズンはこれまで予想を上回る勢いでスタートしている。7月12日に第2四半期の決算が本格的に始まって以来、S&P500企業のうち71社が決算を発表。純利益の伸びは前年比9.9%増と、事前予想を大きく上回る勢いとなっている。特に金融セクターの約40%が決算を発表し、純利益の伸びは12.9%と予想を大幅に上回るペースとなった。対照的にエネルギーは予想を下回っている。一方、売上高の伸びは前年比4.7%で予想を若干上回って推移している。

公益事業とエネルギーが最も足を引っ張っている一方、金融は予想を大幅に上回り、IT・ハイテクも9.7%の大幅な純利益の伸びが見込まれている。利益は2四半期前の底から回復を続けている。通信とIT・ハイテクを筆頭に4つのセクターが昨年から利益を拡大する見込みだという。

アップル<AAPL> 225.98(+1.67 +0.74%)

マイクロソフト<MSFT> 443.54(+6.43 +1.47%)

アマゾン<AMZN> 183.98(+0.85 +0.46%)

アルファベットC<GOOG> 182.99(+3.60 +2.01%)

テスラ<TSLA> 249.42(+10.22 +4.27%)

メタ<META> 486.86(+10.07 +2.11%)

AMD<AMD> 155.05(+3.47 +2.29%)

エヌビディア<NVDA> 122.50(+4.57 +3.87%)

イーライリリー<LLY> 863.62(+6.15 +0.72%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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