ビンテージ・ワインが破産法の適用申請＝米国株個別

（NY時間13:10）（日本時間02:10）

ビンテージ・ワイン<VWE>　0.07（-0.04　-37.71%）

ワイン製造のビンテージ・ワイン・エステーツ<VWE>が破産法の適用を申請した。パンデミック終息に伴うワイン需要の減少が理由。資産は約４億７５００万ドルに対し、負債は４億ドルとなっている。同社は破産手続きを利用して資産を売却する意向。同社は２０２１年に特別目的買収会社（ＳＰＡＣ）との合併で株式を公開していた。

同社は２０００年にジラード・ワイナリーを買収して設立された。その後数年間で２８件の買収を実施した。パンデミックによるロックダウンがワイン需要を押し上げたが、長くは続かなかった。

【企業概要】

米国内でアルコール飲料を製造する。受賞歴のある伝統的なワイナリーで生産されたワインや人気の高いライフスタイルワインと、クラフトスピリッツ等を、世界に提供する。Layer CakeやBar Dog、その他のブランドワインを有し、ワインブランドの創出・買収に取り組む。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース