キヤノンがカイ気配、今12月期業績予想増額で売上高は17年ぶり過去最高へ
キヤノン<7751>がカイ気配スタートで3日ぶりに切り返し、5日・25日・75日移動平均線が収れんする4400円台を気配値のまま回復。25日取引終了後、24年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の4350億円から4650億円(前期比24%増)に増額した。為替市場で円安が進行したことに伴う採算改善効果や、主力の複合機やカメラなどが好調で収益を押し上げる見通し。なお、売上高は4兆3500億円予想から4兆6000億円(前期比10%増)に増額し、これは07年12月期に記録した4兆4813億円を上回り、17期ぶりに過去最高更新となる見通し。これを好感される形で投資資金を呼び込んでいる。