ＳＥＨＩが７日ぶりに反発、４０万株を上限とする自社株買いを実施へ
ＳＥホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478>が７日ぶりに反発している。２５日の取引終了後に、上限を４０万株（発行済み株数の２．２１％）、または１億２０００万円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は７月２６日から９月１３日までで、経済情勢の変化に対応した機動的な経営を遂行できるようにすることが目的という。
同時に発表した第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高１６億８２００万円（前年同期比０．５％減）、営業利益２億３３００万円（同３７．６％減）、純利益１億１５００万円（同４５．４％減）だった。出版事業で原価や販売コストが増加したことや、オンライン広告市場の低迷によりＷｅｂメディアなどの広告収入が減少したことが響いた。
なお、２５年３月期通期業績予想は、売上高７３億円（前期比０．２％減）、営業利益１０億円（同１７．８％減）、純利益６億２５００万円（同１４．４％減）と、７月１８日に発表した修正見通しを据え置いている。
