ダウ平均の上げ幅700ドル超に 3Mやユナイテッドヘルスが寄与=米国株
NY株式26日(NY時間12:12)(日本時間01:12)
ダウ平均 40696.18(+761.11 +1.91%)
ナスダック 17383.73(+202.01 +1.18%)
CME日経平均先物 38250(大証終比:+560 +1.47%)
NY時間の昼に入って、ダウ平均はさらに上げ幅を伸ばしており、700ドル超の大幅高となっている。今週に売りが強まっていたIT・ハイテク株も下げを一服させ、ナスダックも大幅反発。
取引開始前にFRBが重要視するインフレ指標である6月のPCEデフレータが発表になったが、予想通りにインフレの落ち着きを示す内容となった。個人支出も公表され、底堅い個人消費が示されている。インフレが落ち着き、景気はソフトランディングするというFRBが望む兆候が見られている。
今週はIT・ハイテク株に調整売りが強まるなど波乱の相場展開となった。一方、投資家は小型株や循環株へ資金をシフトするローテーションの動きも続いている。
3M<MMM>が決算を受け大幅高となっており、ユナイテッドヘルス<UNH>の上げもダウ平均を押し上げている。両銘柄で230ドルほどダウ平均を押し上げている格好。
ダウ採用銘柄はウォルマート<WMT>が軟調に推移している以外は29銘柄が上昇。
3M<MMM> 123.29(+19.90 +19.25%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 573.73(+14.05 +2.51%)
アップル<AAPL> 218.70(+1.21 +0.56%)
マイクロソフト<MSFT> 426.78(+8.38 +2.00%)
アマゾン<AMZN> 182.45(+2.60 +1.45%)
アルファベットC<GOOG> 168.57(-0.59 -0.35%)
テスラ<TSLA> 218.97(-1.28 -0.58%)
メタ<META> 467.08(+13.67 +3.01%)
AMD<AMD> 139.99(+1.67 +1.21%)
エヌビディア<NVDA> 113.09(+0.81 +0.72%)
イーライリリー<LLY> 812.07(-9.13 -1.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース