ハネウェル、量子コンピューターのクォンティニュアム社のＩＰＯを検討と伝わる＝米国株個別

（NY時間13:03）（日本時間02:03）

ハネウェル<HON>　203.99（+1.54　+0.76%）

ハネウェル<HON>は来年にも、過半数の株式を保有する量子コンピューター会社クォンティニュアム社のＩＰＯを検討していると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。同社は、米国での上場の可能性について複数の投資銀行と協議を持ち、評価額として約１００億ドルを求める可能性があるという。

クォンティニュアム社は、ケンブリッジ・クォンタムとハネウェル・クォンタム・ソリューションズ社の合併により２０２１年に設立された。同社のウェブサイトによると、米国、英国、ドイツ、日本のオフィスに約５００人の従業員がいる。

ハネウェルは今年１月に、この量子コンピューティング企業に対し、３億ドルの資金調達ラウンドを完了した。ＪＰモルガン<JPM>が幹事を務め、三井物産＜8031＞とアムジェン<AMGN>が参加。ハネウェルも再出資している。この１月のラウンドで、クォンティニュアムの資金調達総額は創業以来約６億２５００万ドルに達した。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース