ワーナー・ブラザースがNBAを提訴=米国株個別
(NY時間13:17)(日本時間02:17)
ワーナー・ブラザース<WBD> 8.20(+0.21 +2.57%)
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>は傘下のターナー・ブロードキャスティング・システムと伴に、ニューヨーク州裁判所にナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)を提訴した。
NBAは今月、ディズニー<DIS>、コムキャスト<CMCSA>、アマゾン<AMZN>と契約を結び、何十年もの間、ターナー社が試合やバスケットボールファンの間で人気のスタジオ番組「インサイド・ザ・NBA」を放映することを認めてきた契約に終止符を打った。
訴訟は封印された状態で提出されたが、訴訟記録にはターナー社がNBAとの2014年の放送契約を添付書類として提出したことが記されている。
交渉の一環として、ディズニーは傘下のABCとESPNのプラットフォームで試合を放映および動画配信し、NBAファイナルの権利を保持する。アマゾンは初めて放映権を獲得し、コムキャスト傘下のNBCも23年ぶりに放映権を取り戻す。この3つの契約は総額760億ドルで2036年まで続く。
ワーナー・ブラザースは22日、契約にある競合入札を認める条項を利用するつもりだと述べた。NBAは24日の声明で、この提案はアマゾンの提示条件とは一致しなかったと述べた。
2025-2026年シーズンから始まる新しい契約は、リーグの放送収入を3倍にする見込みで、アマゾンは年間約18億ドルを支払う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース