豪ドル週間見通し:下げ渋りか、消費者物価や日銀金融政策に注目

通貨
2024年7月27日 14時43分

■下落、日銀金融政策正常化への警戒で円買い強まる

今週の豪ドル・円は下落。日本銀行は7月30-31日開催の金融政策決定会合で国債買い入れの減額のほか、利上げも検討する可能性があるとの見方から、持ち高調整の円買いが広がった。また、中国の予想外の利下げも景気浮揚には不十分として失望的な豪ドル売りもみられた。取引レンジ:99円22銭-105円43銭。

■下げ渋りか、消費者物価や日銀金融政策に注目

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の年内利上げ観測が高まるなか、4-6月期消費者物価指数が注目される。市場予想を上回った場合、豪ドル買い材料となる可能性がある。一方、日本銀行の金融政策決定会合では国債買い入れ減額に加え、追加利上げ観測も高まっているが、追加利上げ見送りの場合は、豪ドル買い・円売りがある程度広がりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・31日:4-6月期消費者物価指数(1-3月期:前年比+3.6%)

・31日:6月小売売上高(5月:前月比+0.6%)

・1日:6月貿易収支(5月:+57.73億豪ドル)

予想レンジ:98円00銭-103円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.