10万円以下で買える、連続増益&低PBR 22社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では801銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが1倍未満――――を条件に投資妙味が高まる22社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは26日現在)
26日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<1853> 森組 32900 0.7 1040 2 0.75
<7247> ミクニ 38800 10.7 3500 2 0.33
<6853> 共和電 43500 6.9 1250 2 0.67
<8737> あかつき本社 48900 10.1 4200 3 0.92
<9067> 丸運 48900 33.5 940 2 0.57
<2418> ツカダGHD 49900 8.0 6202 2 0.85
<4620> 藤倉化 52700 8.3 2000 2 0.41
<7987> ナカバヤシ 54600 145 2460 2 0.55
<1914> 日基技 58900 12.6 1578 4 0.52
<7266> 今仙電機 60400 15.4 300 2 0.26
<8920> 東祥 71200 14.7 4700 2 0.78
<4977> 新田ゼラチン 74300 25.9 3000 4 0.74
<7561> ハークスレイ 76300 10.1 2850 4 0.58
<4113> 田岡化 78800 9.6 1250 2 0.66
<7871> フクビ 82000 0.6 2130 4 0.45
<8844> コスモスイニ 85200 3.3 6900 4 0.65
<9059> カンダ 87000 0.5 3550 2 0.78
<3222> USMH 88900 22.0 8450 2 0.77
<2344> 平安レイ 89600 8.7 1916 4 0.52
<5237> ノザワ 90000 8.4 2100 2 0.52
<2927> AFC-HD 90500 8.1 1788 2 0.93
<2903> シノブフズ 92200 3.8 2500 4 0.76
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース