このあと6月の米求人件数 予想外に増加した前回からは減少が予想

市況
2024年7月30日 22時23分

*米求人件数(6月)23:00

予想 805.0万人 前回 814.0万人

このあと日本時間23時に6月の米求人件数が発表される。予想では805万人と前回から減少が見込まれている。前回5月分は予想外の増加となり、労働需要の緩やかな減速は一服していた。労働市場の底堅さを示した格好となっていたが、今回は再び減少が見込まれている状況。ただ、800万人は維持されると見ているようだ。

それでも2022年3月の1200万人超のピークからは、800万人前後まで減少している。現在、求人件数はほぼ安定化しつつあり、労働市場の冷え込みは今後、失業率や労働者の転職意識にますます表れてくることが予想される。レイオフが増加し、求職活動も長期化することで、今後数カ月は賃金圧力も冷え込みが予想されているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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