シンボティック、期待外れの決算受け大幅安=米国株個別
(NY時間10:37)(日本時間23:37)
シンボティック<SYM> 28.18(-7.46 -20.92%)
倉庫や工場の自動化システムを手掛けるシンボティック<SYM>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、EBITDAは予想を下回った。1株損益は予想外の赤字となった。第4四半期のガイダンスも公表し、売上高見通しが予想を下回っていたほか、EBITDAの見通しも予想を下回った。
アナリストは「第3四半期は期待外れの決算だったが、それでも成長ストーリーは依然温存されている。同社の利益拡大は以前の予想よりもやや遅い」と述べている。
(4-6月・第3四半期)
・1株損益:-0.02ドル(予想:+0.03ドル)
・売上高:4.92億ドル(予想:4.64億ドル)
・EBITDA(調整後):0.15億ドル(予想:0.28億ドル)
(7-9月・第4四半期見通し)
・売上高:4.55~4.75億ドル(予想:5.17億ドル)
・EBITDA(調整後):0.28~0.32億ドル(予想:0.38億ドル)
【企業概要】
サプライチェーン業務を改善する革新的な技術ソリューションの開発・商業化・展開に取り組み、世界の小売企業の大規模倉庫や配送センターでパレットやケースの処理を自動化する。AI対応システムソフトウェアによって制御される完全自律移動ロボットを使用し、独自の緩衝構造を通して商品を移動させる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース