スプラウツが決算受け大幅高 既存店売上高が好調=米国株個別
(NY時間11:42)(日本時間00:42)
スプラウツ<SFM> 96.69(+12.03 +14.21%)
食料品販売のスプラウツ・ファーマーズ・マーケット<SFM>が大幅高。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の既存店売上高の見通しを上方修正している。
シンクレアCEOは「卓越したチームワークと戦略的フォーカスで第2四半期の業績は傑出したものとなった。われわれの健康的な品揃えとユニークな店舗体験が顧客に支持されており、これからのチャンスに期待を膨らませている」と述べた。
アナリストは既存店売上高が無視できないほど好調だとし、投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の40ドルから102ドルに引き上げた。「既存店売上高がバイサイドの予想をしっかりと上回った。競争リスクが影響を及ぼし始めたとしても、既存店売上高の伸びは加速しており、同社はそれらの影響を吸収し、既存店売上高の目標を達成できる可能性がある」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・既存店売上高:6.7%増(予想:3.8%増)
・1株利益(調整後):0.94ドル(予想:0.78ドル)
・売上高:18.9億ドル 12%増(予想:18.4億ドル)
・粗利益率:37.9%(予想:37.4%)
・期末店舗数:419 7.2%増(予想:420)
(7-9月・第3四半期見通し)
・既存店売上高:3.5~4.5%増(予想:2.8%増)
・1株利益(調整後):0.71~0.75ドル(予想:0.70ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:4~5%増(従来:2.5~3.5%増)(予想:3.3%増)
・1株利益(調整後):3.29~3.37ドル(従来:3.05~3.13ドル)(予想:3.13ドル)
・売上高:9~10%増(従来:7~8%増)
【企業概要】
新鮮な農産物、ブルクフーズ、ビタミンやサプリメント、パッケージ食料品、肉やシーフード、焼き菓子、乳製品、冷凍食品、ボディケアなどの自然な有機食品を提供する小売食料品店チェーン会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース