メタ、テキサス州に14億ドルの支払いで和解=米国株個別
(NY時間13:59)(日本時間02:59)
メタ<META> 463.29(-2.42 -0.52%)
メタ<META>は、同社がユーザーの同意なしに顔認識技術から利益を得たという主張を解決するため、テキサス州に5年間で14億ドルを支払うことで和解した。パクストン・テキサス州司法長官(共和党)が本日発表したプレスリリースによると、テキサス州の州裁判所における今回の解決は1つの州による和解としては過去最大のものだという。合意書には、ハリソン郡のモーリン裁判長が署名した。
パクストン長官は「この歴史的な和解は世界最大のテクノロジー企業に立ち向かい、法律を破りテキサス州民のプライバシー権を侵害した責任を追及するというわれわれの決意を示すものだ」と声明で述べた。
同社の広報担当者は「この問題を解決できたことを喜ばしく思うとともに、データセンター開発の可能性を含め、テキサス州での事業投資を深める将来の機会を探ることを楽しみにしている」と述べた。
2022年に始まった訴訟では、同社がフェイスブックとインスタグラムで、写真の顔タグ付けの目的でユーザーの生体情報を不正に使用したと訴えていた。テキサス州はさらに、同社がその情報を不当に保持しているとして訴えていた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース