キッセイは急反発、第1四半期営業益32%増で上半期計画を超過
キッセイ薬品工業<4547>が急反発している。同社は30日取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比32.2%増の21億5800万円となり、上半期計画の15億円を超過した。
売上高は同9.6%増の211億6400万円で着地。過活動膀胱治療薬「ベオーバ錠」、潰瘍性大腸炎治療薬「カログラ錠」、顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症治療薬「タブネオスカプセル」、慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬「タバリス錠」、透析患者におけるそう痒症治療薬「コルスバ静注透析用シリンジ」などの売り上げが伸長した。なお、上半期及び通期の業績予想については従来計画を据え置いている。