JCRファは大幅続落、「テムセルHS注」の適応拡大への開発中止を嫌気
JCRファーマ<4552>は大幅続落した。30日の取引終了後、再生医療等製品である「テムセルHS注」の静脈内投与による新生児低酸素性虚血性脳症に対する適用拡大に向けた開発を中止すると発表。これを嫌気した売りが膨らんだようだ。臨床試験結果を踏まえて判断した。あわせて発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比24.6%減の81億4500万円、営業損益が2億9600万円の赤字(前年同期は20億6600万円の黒字)となった。