商船三井が後場に上げ幅拡大、今期は一転最終増益の見通しで配当予想100円増額
商船三井<9104>が後場に上げ幅を拡大した。31日正午に25年3月期の連結業績・配当予想の上方修正を発表し、好感されたようだ。同社は今期の売上高予想を150億円増額して1兆8150億円(前期比11.5%増)、最終利益予想を1200億円増額して3350億円(同28.0%増)に見直した。最終利益は減益予想から一転して増益を計画する。海運大手3社が出資するオーシャン・ネットワーク・エクスプレスにおいて、コンテナ船の需給ひっ迫により運賃市況が想定を上回る水準で推移している影響などを反映した。年間配当予想については100円増額して280円(前期比60円増配)に修正した。