ボーイングが上昇 冴えない決算も新CEOが決まる オルトバーグ氏=米国株個別

材料
2024年7月31日 22時37分

(NY時間09:37)(日本時間22:37)

ボーイング<BA> 191.29(+4.43 +2.37%)

ボーイング<BA>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損益の赤字も予想以上だった。フリーキャッシュフロー(FCF)も予想通りに赤字となり、43億ドルの現金を使い果たしたと発表。これは商業用ジェット機工場の生産を減速させたためで、最初の3カ月間にも同様の資金流出があった。

ただ、株価は上昇。同社は次期CEO探しに難航していたが、航空業界を引退したベテランのオルトバーグ氏を新CEOに任命したと発表した。64歳のオルトバーグ氏はRTX<RTX>傘下のロックウェル・コリンズ社で幹部を務めていた。8月8日に就任する。カルフーンCEOが3月に退任を発表した後、同社は数カ月に及ぶ不透明な状況にようやく決着が付いた。

新CEO探しを指揮したモレンコフ会長は「オルトバーグ氏は、航空宇宙業界で深く尊敬されている経験豊富なリーダーだ」と語った。カルフーンCEOは来年3月まで特別顧問を務める。

(4-6月・第2四半期)

・1株損益(調整後):-2.90ドル(予想:-1.82ドル)

・売上高:168.7億ドル(予想:174.6億ドル)

民間航空機:60.0億ドル(予想:60.3億ドル)

防衛・宇宙・安全保障:60.2億ドル(予想:62.4億ドル)

グローバル・サービス:48.9億ドル(予想:50.2億ドル)

・FCF(調整後):-43.3億ドル(予想:-43.4億ドル)

・受注残:5158.7億ドル

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.