NY外為:ドル売り再開、9月FOMCで利下げが選択肢にも=パウエルFRB議長
NY外為市場でパウエルFRB議長の会見受けて、ドル売りが再開した。ドル・円は151円22銭から150円00銭付近まで反落。ユーロ・ドルは1.0802ドルの安値から1.0830ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2821ドルの安値から1.2864ドルまで上昇し、高値を更新した。
連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。声明では、利下げにはインフレが目標に近づいているさらなる確信が必要と繰り返したため一時ドル買いが強まった。その後、パウエル議長は、FOMC後の会見で、「委員会は利下げに近づいている感触がある」とし、9月会合で、利下げが選択肢となる可能性を指摘したためドル売りが再開した。
《KY》