7月31日のNY為替概況

市況
2024年8月1日 4時37分

31日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円64銭まで下落後、151円22銭まで反発し、引けた。

日銀の利上げ決定やタカ派姿勢を受けて追加利上げ観測も浮上し円買いが加速したほか、米ADP雇用統計が予想を下回る伸びとなり、ドル売りも強まった。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。声明では、利下げにはインフレが目標に近づいているさらなる確信が必要と繰り返したため一時ドル買いが強まった。その後、パウエル議長が9月会合で、利下げが選択肢となる可能性を指摘したためドル売りが再開した。

ユーロ・ドルは1.0849ドルまで上昇後、1.0802ドルまで下落し、引けた。ユーロ圏の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなりユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は、163円41銭から162円10銭まで下落。

ポンド・ドルは1.2821ドルへ下落後、1.2864ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.8770フランからまで上昇後、0.8820フランのレンジで上下に推移した。

[経済指標]

・米・7月ADP雇用統計:+12.2万人(予想:+15.0万人、6月:+15.5万人←+15.0万人)

・米・4-6月期雇用コスト指数:前期比+0.9%(予想:+1.0%、1-3月期:+1.2%)

・米・6月中古住宅販売成約指数:前月比+4.8%(予想:+1.5%、5月:-1.9%←-2.1%)

・米・7月シカゴ購買部協会景気指数:45.3(予想:45.0、6月:47.4)

【金融政策】

・米連邦公開市場委員会(FOMC)

・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を5.25-5.50%に据え置き決定

《KY》

提供:フィスコ

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