NY為替:米9月FOMCでの利下げ観測強まる、ドル続落

通貨
2024年8月1日 7時06分

7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円61銭まで下落後、151円22銭まで反発し、149円98銭へ再び下落し引けた。日銀の利上げ決定やタカ派姿勢を受けて追加利上げ観測も浮上し円買いが加速したほか、ADP雇用統計が予想を下回る伸びとなり、ドル売りも強まった。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。声明では、利下げにはインフレが目標に近づいているさらなる確信が必要と繰り返したため一時ドル買いが強まった。その後、パウエル議長が9月会合で、利下げが選択肢となる可能性を指摘したためドル売りが再開した。

ユーロ・ドルは1.0849ドルまで上昇後、1.0802ドルまで下落し、1.0826ドルで引けた。ユーロ圏の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなりユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、163円43銭から162円02銭まで下落。ポンド・ドルは1.2821ドルへ下落後、1.2864ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8770フランからまで上昇後、0.8820フランのレンジで上下に推移した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.