31日の米株式市場の概況、9月利下げ観測追い風にNYダウ続伸 ハイテク株に買い

市況
2024年8月1日 8時12分

31日の米株式市場では、NYダウが前日比99.46ドル高の4万0842.79ドルと続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)は31日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)において、市場のコンセンサス通り政策金利を据え置くことを決めた。パウエル議長は記者会見で9月にも利下げに踏み切る可能性があると言及。株式市場に買い安心感をもたらした。NYダウは一時450ドルを超す上げとなったが、高値圏で利益確定売りが出て伸び悩んだ。米長期金利の低下はハイテク株には追い風となった。

ボーイング<BA>が堅調に推移し、マスターカード<MA>は上伸。デュポン・ド・ヌムール<DD>が高く、アリスタ・ネットワークス<ANET>が大幅高となった。半面、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が冴えない展開。ピンタレスト<PINS>とヒューマナ<HUM>が急落した。

ナスダック総合株価指数は451.983ポイント高の1万7599.400と大幅反発した。エヌビディア<NVDA>が急騰。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が大きく水準を切り上げたほか、テスラ<TSLA>が上値指向を強め、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアップル<AAPL>、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。スターバックス<SBUX>も頑強な動きとなった、一方、マイクロソフト<MSFT>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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