日華化学がS高カイ気配、24年12月期利益及び配当予想を上方修正
日華化学<4463>がストップ高の1143円水準でカイ気配となっている。7月31日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、営業利益を25億円から32億円(前期比56.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を17円から25円へ引き上げ年間配当予想を50円(前期32円)としたことが好感されている。
売上高は535億円(同6.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、上期において特に化学品事業で収益改善諸施策の進展や中国の業績回復などにより利益が計画を上回ったことに加えて、下期も化粧品事業も含めて堅調に推移する見通しであることが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高260億4400万円(前年同期比7.1%増)、営業利益16億2600万円(同3.8倍)だった。