外為サマリー:一時149円30銭台に軟化、前日のNY安値を下回る

通貨
2024年8月1日 10時12分

1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円44銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円45銭程度のドル安・円高となっている。

7月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円98銭前後と前日に比べて2円80銭弱のドル安・円高で取引を終えた。日銀の植田和男総裁が追加利上げの可能性を示唆した一方、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が9月の利下げ開始もありうると述べたことなどが影響し、一時149円61銭まで下押した。

日米金融政策の方向性の違いから日米金利差の縮小が意識されやすく、この日の東京市場もドル売り・円買いが優勢となっている。朝方こそ値ごろ感から下げ渋る場面もあったが、円キャリー取引(低金利の円を市場で借りて、高金利通貨で運用することで金利差収益を稼ぐ取引)の巻き戻しなどからドル円相場は再び軟化。日経平均株価の大幅安を受けて安全通貨とされる円を選好する動きもあり、午前9時50分過ぎには149円33銭をつけた。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0828ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円81銭前後と同1円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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