田岡化は波乱相場に逆行し異色の5連騰、4~6月期営業益急増で通期業績上振れも視野
田岡化学工業<4113>が全体波乱相場のなか5連騰と我が道を行く展開。一時47円高の884円まで上値を伸ばす場面があった。住友化系の化学会社で医農薬中間体などの精密化学分野のほか、樹脂添加剤など機能材も手掛ける。7月31日取引終了後、25年3月期第1四半期(24年4~6月)の決算を発表、営業利益は5億1100万円(前期は300万円)と急拡大した。通期予想に対する進捗率は4割強に達しており、業績予想の上方修正への期待も浮上している。PBRは依然として0.7倍前後と投資指標面で割安感も漂う。