パナHDが大幅反落、第1四半期営業利益は7.3%減

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2024年8月1日 11時18分

パナソニック ホールディングス<6752>が大幅反落し年初来安値を更新している。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、営業利益が837億6100万円(前年同期比7.3%減)と減益で着地したことが嫌気されている。

生成AIサーバ向けのコンデンサや多層基板材料、ICT端末向けのコンデンサの増販などに加えて、為替換算の影響により売上高は2兆1217億円(同4.5%増)となった。ただ、欧州の省エネ暖房や中国家電の販売減や為替の悪化に加えて、車載電池で国内における減産の影響や和歌山・カンザス両工場の立ち上げ費用増などが響き、減益を余儀なくされた。

なお、25年3月期通期業績予想は、売上高8兆6000億円(前期比1.2%増)、営業利益3800億円(同5.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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