トレイダーズ急伸、第１四半期営業利益が四半期最高
トレイダーズホールディングス<8704>が急伸し年初来高値を更新している。７月３１日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、営業収益３５億１３００万円（前年同期比２３．７％増）、営業利益２０億５４００万円（同２９．０％増）、純利益１４億８５００万円（同１３．２％増）と大幅な増収増益となったことが好感されている。
高金利通貨のスワップ訴求戦略や前年に変更した新マーケティング戦略による顧客獲得効率のアップで預り資産が１０６６億１８００万円（前年同期比５．５％増）と順調な増加ピッチを維持した。加えて、日銀による過去最大規模の為替介入による急激な相場変動により、局所的に高ボラティリティが発生したことも追い風となり、四半期で過去最高となる営業収益及び営業利益を計上した。
なお、２５年３月期通期業績予想は、営業収益１１８億円（前期比１６．８％増）、営業利益５０億円（同１３．３％増）、純利益３４億円（同２．０％増）の従来見通しを据え置いている。
