米国株見通し：底堅い値動きか、主力ハイテクに注目
（13時20分現在）
S&P500先物 5,591.50（+33.50）
ナスダック100先物 19,681.50（+176.25）
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は84ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
7月31日の主要3指数は上昇。ナスダックとS&Pは急反発、ダウは終盤に失速しながらも99ドル高の40842ドルと続伸で取引を終えた。連邦公開市場委員会（FOMC)は政策金利を据え置くとともに、次回9月の利下げを示唆。それを受けた長期金利の低下で、エヌビディアをはじめ主力ハイテクへの買いが相場をけん引。成長加速への期待感で景気敏感や消費、ディフェンシブが注目されたほか、中小型株も買いを膨らませた。
本日は底堅い値動きか。前日の連邦準備制度理事会（FRB）の政策決定を消化する展開。今週末発表の雇用統計で賃金上昇圧力の低下が予想され、9月利下げを期待した買いが入りやすい。また、今晩のISM製造業景況感指数は景気の好不況の境目である50を下回るものの、前回から改善の見通しでソフトランディングを期待した買いも指数を押し上げる要因となろう。一方、アップルやアマゾンの決算発表でハイテクが注目されそうだ。
《TY》
