データアプリ Research Memo(10):配当はDOE3.5%を目安、配当下限額25.0円を基本方針に追加
■成長戦略
3. 株主還元策
データ・アプリケーション<3848>は株主還元の基本方針として、財務体質の強化と長期的な企業価値の向上を踏まえて、DOE3.5%を目安に長期的・安定的な配当の維持を目指すとしている。また年間25.0円を配当下限額とすることを基本方針に加えた。これらに基づいて、2024年3月期の配当は前期比2.5円増配の25.0円(期末一括)とした。配当性向は31.1%、DOEは3.6%となる。また2025年3月期の配当予想は前期と同額の25.0円(期末一括)を見込んでいる。予想配当性向は60.4%、DOEの目安は3.5%となる。
また2023年3月期末より株主優待制度を導入した。毎年3月末現在の1単元(100株)以上保有株主を対象に、保有期間及び保有株式数に応じて、同社株主限定の特設ウェブサイト「データ・アプリケーション・プレミアム優待倶楽部」で商品と交換できる株主優待ポイントを進呈する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HN》