このあと7月のISM製造業景気指数 下振れリスクも留意
*ISM製造業景気指数(7月)23:00
予想 49.0 前回 48.5
このあと日本時間23時に7月のISM製造業景気指数が発表される。予想コンセンサスは49.0と前回から若干の上振れが見込まれているものの、今回も50を下回る縮小領域での推移が予想されている。6月は新規受注が増加していたが、それが7月の生産の回復を支えたと見られているようだ。
しかし、類似指標の米地区連銀の景況感指数は、製造業の活動低下を報告していた。各地区連銀の5つの調査のうち4つは、7月に製造業が6月よりも急速に縮小したことを示し、フィラデルフィア連銀だけが、拡大域への改善を示した。
そのため、7月のISM製造業景気指数は若干の下振れリスクがあることが留意されるが、受注に対する在庫の持続的な低水準が当面の製造業の生産を押し上げる可能性が高いとも見られている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース