前日に「売られた株！」総ザライ ―本日への影響は？―
■デジアーツ <2326> 4,065円 (-700円、-14.7％) ストップ安
東証プライムの下落率3位。デジタルアーツ <2326> [東証Ｐ]がストップ安。同社は7月31日大引け後(16:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.3％減の8.4億円に減ったことで嫌気されたようだ。通期計画の51.4億円に対する進捗率は16.5％となり、5年平均の18.9％とほぼ同水準だった。
■ヤマハ <7951> 3,087円 (-508円、-14.1％)
東証プライムの下落率5位。ヤマハ <7951> [東証Ｐ]が5日ぶりに急反落。同社は7月31日の取引終了後、24年3月末を最後に株主優待制度を廃止すると発表しており嫌気されたようだ。
■インフォＭＴ <2492> 277円 (-44円、-13.7％)
東証プライムの下落率6位。インフォマート <2492> [東証Ｐ]が5日ぶりに急反落。同社は7月31日大引け後(15:00)に決算を発表、24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比1.6％減の3億0500万円となり、従来の5.2％増益予想から一転して減益で着地したことで嫌気されたようだ。
■日本調剤 <3341> 1,378円 (-196円、-12.5％)
東証プライムの下落率8位。日本調剤 <3341> [東証Ｐ]が急反落。同社は7月31日大引け後(15:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益が1.4億円の赤字(前年同期は6.5億円の黒字)に転落したことで嫌気されたようだ。
■ナブテスコ <6268> 2,609円 (-366.5円、-12.3％)
東証プライムの下落率10位。ナブテスコ <6268> [東証Ｐ]が5日ぶり急反落。7月31日取引終了後に1-6月期連結決算を発表。売上高が前年同期比6.4％減の1524億9100万円、営業利益が同26.0％減の64億2600万円だった。EV関連設備投資の減少や産業用ロボットの在庫調整が響き精密減速機の売り上げが減少したほか、建設機械需要の影響で油圧機器も減少した。これを嫌気した売りが出たようだ。
■アイネス <9742> 1,580円 (-215円、-12.0％)
アイネス <9742> [東証Ｐ]が急反落。同社は7月31日大引け後(16:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3億円の赤字(前年同期は7.1億円の黒字)に転落したことで嫌気されたようだ。
■栄研化 <4549> 2,155円 (-290円、-11.9％)
栄研化学 <4549> [東証Ｐ]が急反落。同社は7月31日大引け後(15:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比41.0％減の6.4億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の28.3億円に対する進捗率は22.7％にとどまり、5年平均の47.6％も下回ったことで嫌気されたようだ。
■島精機 <6222> 1,509円 (-201円、-11.8％)
島精機製作所 <6222> [東証Ｐ]が急反落。同社は7月31日大引け後(15:10)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3.4億円の赤字(前年同期は9.1億円の黒字)に転落したことで嫌気されたようだ。
■愛時計 <7723> 2,033円 (-260円、-11.3％)
愛知時計電機 <7723> [東証Ｐ]が急反落。同社は7月31日大引け後(15:10)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比24.1％減の7.2億円に減ったことで嫌気されたようだ。通期計画の43億円に対する進捗率は16.8％となり、5年平均の17.5％とほぼ同水準だった。
■牧野フ <6135> 6,040円 (-740円、-10.9％)
牧野フライス製作所 <6135> [東証Ｐ]が5日ぶりに急反落。同社は7月31日大引け後(15:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比34.5％減の38.1億円に落ち込んだことで嫌気されたようだ。4-9月期(上期)計画の57億円に対する進捗率は67.0％に達し、5年平均の48.0％も上回った。
■トーエネク <1946> 4,460円 (-540円、-10.8％)
トーエネック <1946> [東証Ｐ]が5日ぶりに急反落。同社は7月31日大引け後(15:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比7.3％減の26.4億円に減ったことで嫌気されたようだ。4-9月期(上期)計画の60億円に対する進捗率は44.0％となり、5年平均の45.3％とほぼ同水準だった。
※1日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース
