アップルが決算受け時間外で小幅高 iPadが好調 中国市場は振るわず=米国株個別

材料
2024年8月2日 6時04分

(NY時間17:03)(日本時間06:03)時間外

アップル<AAPL> 219.29(+0.93 +0.43%)

アップル<AAPL>が時間外で小幅ながらも上昇。引け後に4-6月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、売上高も予想を上回った。アイフォーンの売上高が393億ドルと減収ではあったものの予想は上回った。

iPadが新モデルのリリースから恩恵を受けた。5月に大幅なアップグレードを発表し、新製品にはM4チップを搭載したより高価なiPad Proや大画面のiPad Airの高速バージョンなどが含まれた。

4-6月期は通常、同社が最も低迷する時期の1つ。多くの顧客が秋に登場する次期アイフォーンを待っている時期にあたる。ただ、今回は売上高と利益はともに4-6月期としては過去最高を記録した。ただ、中国市場は依然として振るわない。同地域の売上高は6.5%減の147億ドルで予想も下回った。

今回の決算は9月の新アイフォーンのリリースを前に勢いをもたらすものとなった。アップル・インテリジェンスと名付けられた新しいAI機能群が期待されている。

(4-6月・第3四半期)

・1株利益:1.40ドル(予想:1.35ドル)

・売上高:857.8億ドル 4.9%増(予想:844.6億ドル)

製品:615.6億ドル(予想:606.3億ドル)

アイフォーン:393.0億ドル(予想:389.5億ドル)

Mac:70.1億ドル(予想:69.8億ドル)

iPad:71.6億ドル(予想:66.3億ドル)

ウェアラブル・ホーム・アクセサリー:81.0億ドル(予想:77.9億ドル)

サービス:242.1億ドル(予想:239.6億ドル)

・大中華圏:147.3億ドル(予想:152.6億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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