NY外為:ドル指数200DMA割れ、中期ドル安基調入りも、米景気後退への懸念強まる

通貨
2024年8月3日 0時36分

NY外為市場でドルは続落し、安値を探る展開となった。ドル指数は103.275まで下落した。重要な節目である200日移動平均水準104.286を下回ったため中期的なドル安基調入りする可能性も示唆された。

米7月雇用統計で失業率が予想外に上昇、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想以上に鈍化したほか、6月耐久財受注改定値や製造業受注もパンデミックによる経済封鎖以来の大幅な下落率となったため米国の景気後退入りへの懸念が強まった。

連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げに踏み切るとの見方に米10年債利回りは3.788%まで低下し年初来で最低。ドル・円は149円00銭から146円55銭まで下落し、2月来の円高・ドル安水準となった。ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0927ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2740ドルから1.2840ドルまで上昇した。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.