8月2日のNY為替概況
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円07銭から146円42銭まで下落し、引けた。
米7雇用統計で失業率が予想外に上昇したほか、非農業部門雇用者数や平均時給の伸びも予想以上に鈍化、さらに、6月耐久財受注改定値や製造業受注がパンデミック来の大幅下落となるなど、景気後退への懸念などに大幅利下げ観測が強まり、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0829ドルから1.0927ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は、161円54銭から159円71銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2739ドルから1.2840ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8707フランから0.8577フランまで下落した。
[経済指標]
・米・7月失業率:4.3%(予想:4.1%、6月:4.1%)
・米・7月非農業部門雇用者数:+11.4万人(予想:+17.5万人、6月:+17.9万人←+20.6万人)
・米・7月平均時給:前年比+3.6%(予想:+3.7%、6月:+3.8%←+3.9%)
・米・6月耐久財受注改定値:前月比-6.7%(予想:-6.6%、速報値:-6.6%)
・米・6月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.4%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)
・米・6月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.2%(速報値:+0.1%)
・米・6月製造業受注:前月比-3.3%(予想:-3.2%、5月:-0.5%)
《KY》