個人投資家・有限亭玉介:バイデン大統領勇退もトランプ氏優勢変わらず!?気になる銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年7月29日14時に執筆
7月21日にバイデン氏が大統領選から撤退すると発表しました。驚きというよりは、やむを得ないという印象でしたな。その後、候補者に挙がったハリス副大統領に勝機があるのか気になりますねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
銃撃事件以降、トランプ氏の勝率が圧倒的と予想するメディアが多いようです。民主党はバイデン大統領からハリス副大統領を指名候補者に立てたものの、果たしてトランプ氏の勢いを上回れるのか懐疑的な意見もありますな。
そもそも高齢で認知症疑惑がありながらもバイデン大統領を候補者として選んでいたわけですから、その次に選ばれたハリス氏に関しても大統領としての実力を持ち合わせているのか疑問です。最終的な選挙の結果はまだ先なのでわかりませんが、株式市場にいるアナリスト達は今のところトランプ氏が優勢と見ている事でしょう。
日経平均は7月11日に史上最高値を記録したかと思えば、円高に急伸すると26日まで急転直下の真っ逆さまとなりましたが、これはさすがにメンタルにきましたねぇ。おまけに7月16日のブルームバーグのインタビューにて、トランプ氏が台湾防衛やTSMC等の半導体企業に不満を表明したとの報道が伝わると市場は嫌気しております。
地合いは最悪ですが、挫けずに円高メリットのある銘柄はチェックして参りましょう。トランプ関連としては防衛分野やインフラ関連も引き続き注視ですな。半導体関連は直近のトランプ氏の発言で下落したものの、国策銘柄として企業業績が好調であれば日米が協力し合い中長期では上がってくると予想しております。今日はそんな銘柄をご紹介。
さて、まずは外部環境が悪化している中でも底堅く推移している武蔵精密工業<7220>です。同社はAIサーバー向けハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)が材料視されている模様。業績も25年3月期は過去最高益を更新する予想で、8月6日の決算発表後は下値を切り上げるか監視を強めております。
続いて半導体関連からは半導体シリコン大手のトクヤマ<4043>をチェックです。7月26日の決算は製造コスト改善が業績寄与し好調です。PER・PBRの割安感も目立っております。同じく半導体関連のアドテック プラズマ テクノロジー<6668>も直近の決算が好感されました。半導体製造装置向けの需要拡大がどこまで続くか注視したいです。
トランプ再任が実現すれば石油やガスなどエネルギー生産が活発化すると見て、低圧用・高圧用のゴムホース等を手掛けるクリヤマHD<3355>も思惑がありますな。同社もPER・PBRが割安です。8月8日の決算発表前後でチャートがどうなるか監視しております。
円高メリットで注目されるマルハニチロ<1333>は、直近で年初来高値を更新しました。7月に北海道釧路で開かれた国際会議で大型マグロの漁獲枠が1.5倍増加で合意との発表もあり、同社には追い風でしょうな。円安の環境下でもしっかりとしたパフォーマンスを上げていた同社ですから、円高では上振れ余地もあると見ております。こちらも円高メリットの思惑のあるニチレイ<2871>です。冷凍食品で知られる同社は、直近で下値を切り上げると75日線を上抜いておりますよ。この円高が一時的なものか継続するか…要注目です。
最後は半導体関連からレゾナックHD<4004>です。7月に台湾ハードディスクメディア事業終了に伴い固定資産の譲渡による特別利益が発生しました。7月後半の地合いは悪いですが、反発の兆しを見逃さないように注視したいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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