日経平均は660円安でスタート、トヨタ自やファーストリテなどが下落/寄り付き概況
日経平均 : 35249.36 (-660.34)
TOPIX : 2488.25 (-49.35)
[寄り付き概況]
8月5日の日経平均は前週末比660.34円安の35249.36円と大幅続落でスタート。2日の米国市場でダウ平均は610.71ドル安の39737.26ドル、ナスダックは417.98ポイント安の16776.16で取引を終了。7月雇用統計が予想を下回り、景気減速懸念に寄り付き後、下落。景気後退懸念も浮上し売りに拍車がかかり、終日軟調に推移した。一部ハイテク企業の決算も振るわず相場は終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比970円安の34950円。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、本日の日経平均は売りが先行して始まった。先週の日経平均も記録的な下落となったが、米国の景気後退懸念が高まるなか、アマゾンなど大型テック株の決算も嫌気された米株市場の流れを受け、週初の日経平均も寄り付きから下げ幅を広げ、売りに押される展開となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>、日本製鉄<5401>、ホンダ<7267>、オリエンタルランド<4661>、ルネサス<6723>など全般下落。業種別では、鉱業、銀行、輸送用機器などが下落率上位で推移している。
《CS》