東エレクなど半導体製造装置関連が切り返す、米半導体株が時間外で上昇
東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連の主力銘柄が揃ってカイ気配スタート。全体相場がリバウンド局面に転じるなか、半導体セクターに空売り買い戻しと押し目買いが流入し、急速リバウンドに転じている。前日は3銘柄いずれも値幅制限いっぱいに売り込まれる展開となっていた。米国株市場でもフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続落となったが、ボラティリティは縮小傾向にあり、下落率は終値ベースで2%未満にとどまった。また、エヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連が時間外で軒並み強い動きに転じていることで、東京市場もこの流れを引き継ぐ格好となっている。ディスコは前日まで3日続落し、3営業日合計で1万2000円近い下落、率にして24%の下げをみせていた。