大林組は後場上げ幅拡大、大型工事進捗で第1四半期営業利益3.7倍
大林組<1802>は後場上げ幅を拡大している。正午ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高5747億600万円(前年同期比17.9%増)、営業利益153億7200万円(同3.7倍)、純利益258億4700万円(同3.9倍)と大幅増益となったことが好感されている。
国内・海外建築事業における大型工事の進捗や、前年12月に買収したMWH社の連結組入(海外土木事業)などが寄与した。また、国内建築事業において手持ち工事の採算性が改善したことも利益増に貢献した。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2兆5100億円(前期比7.9%増)、営業利益930億円(同17.2%増)、純利益870億円(同15.9%増)の従来見通しを据え置いている。