ズームインフォが決算受け大幅安 アナリストの投資判断引き下げが相次ぐ=米国株個別
(NY時間09:42)(日本時間22:42)
ズームインフォ<ZI> 8.00(-1.80 -18.37%)
マーケティング・ソリューションを手掛けるズームインフォ・テクノロジーズ<ZI>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを下方修正したほか、第3四半期についても予想を下回る見通しを示した。
今回の決算を受けてアナリストの投資判断引き下げが相次いでいる。同社を「典型的なバリューの罠」と呼び、「罠にはまったと感じた」と述べている。第2四半期の問題の後、同社株を擁護すべきではなかったが、フリーキャッシュフロー(FCF)ベースで割安である点に着目し、ファンダメンタルズを無視していたという。
株価はより魅力的になりつつあるが、踏み込むための明確なファンダメンタルズ論はもはやできないとも付け加えた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.17ドル(予想:0.24ドル)
・売上高:2.92億ドル 5.5%減(予想:3.08億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.21~0.22ドル(予想:0.25ドル)
・売上高:2.98~3.01億ドル(予想:3.17億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.86~0.88ドル(従来:1.00~1.02ドル)(予想:1.01ドル)
【企業概要】
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース