遠藤製作所がカイ気配、ファインプロセス事業の受注堅調で今期業績・配当予想を増額修正
遠藤製作所<7841>がカイ気配スタート。６日の取引終了後、２４年１２月期第２四半期累計（１～６月）の連結決算にあわせ、通期の業績・配当予想を増額修正しており、これを好感した買いが集まったようだ。今期の売上高予想を９億円増額して１７５億円（前期比１１．４％増）、最終利益予想を４億円増額して１２億５０００万円（同６３．８％増）に引き上げた。年間配当予想は２０円増額して４０円（同２０円増配）に見直している。ファインプロセス事業において、ゴルフや医療機器、航空機の各分野で受注が堅調に推移する見込み。メタルスリーブ分野での複合機市場における出荷も順調となる見通しで、影響を業績予想に反映した。１～６月期の売上高は前年同期比９．２％増の８５億９４００万円、最終利益は同５４．７％増の７億３２００万円となり、ともに計画を上回って着地した。
